（前回からのつづきです）

「スカイプで面談しましょう」と言ったきり、別件で二度メッセージを送っても返信が来ないので、私は「あー、これはやられた」と思い始めました。

有名人だからといって最初から100％信用し切っていたわけではなく、少ないながらも1割の疑念は残っていたので、裏切られたとか悔しいとかいう気持ちではなく、イチかバチかの賭けに負けた気持ちですね。これは本音です。（それにしちゃ大金ですけど汗）

このシリーズの前半では、このチャンスに賭けてみたい気持ちがあり、夫からどうやってお金を引き出すか？に主眼が置かれていましたが、20万円を支払ったあとは、自分のとらえ方も段々変化してきました。先生が本当はお金に困っている人なのではないかと思えてきたんです。

有名人だからと言ってお金持ちとは限りません。また有名人だからと言ってまともないい人とも限りません。

かくいう私も、他人からは仕事が順調そうに見えていますが、内情がヤバいときは何度もありました。そして私自身にも、実はいまだに実行できていない口約束や、内容を精査する時間がなかなか取れず、1日延ばしになっている友人への支払い（1万円）などがあります。（すべて今もず～っと気になっています）人には誰だって、表からは見えない暗部があるんですわ。

先生がどんな人か？もちろん検索はしましたよ？だけどここがバイアスと呼ばれる所以で、物事を肯定的にとらえている精神状態のときは、前向きなキーワードで検索してしまうので、ネガティブな情報は出て来ないんですよね。

私はまず先生のお名前だけで検索しました。するとAmazonなどの書籍情報だけが延々と表示されてちっとも参考になりません。

これでは必要な情報が得られないと思い、「お名前＋実績」とか「お名前＋仕事先」で検索しましたが、それでもやはり出てくるのは書籍情報ばかり。なので今度は「お名前＋プロフィール」で検索してみましたが、今度は講演やセミナー情報の羅列で、やはり悪口等は出てきませんでした。

今振り返ると、多少オタク傾向があるこの私が、なぜもっと後ろ向きなキーワードで検索しなかったのだろう？と思います。「お名前＋口コミ」だと、一発で２ｃｈスレッドが出てきます＾＾

ですが、そこがまさに思い込みというもので、私は先生が個人コンサルをやっていることは知りませんでしたし、クライアントはすべて法人だと思っていたので、漠然とネット上に直接的な個人評価はないようにとらえていました。

でもあるときふと、「こんな仕事の進め方をする人物なら、不満を持っている人は他にもいるのではないか？」と思い付き、「お名前＋詐欺」とか「お名前＋被害」などのネガティブキーワードで初めて検索してみたところ、どひゃー！！！！

2chの過去ログに笑っちゃうぐらいのダークな情報が満載で、思わず細部まで何度も読み返してしまいました。

皆さんの書き込みを総合すると、
・仕事を頼んでおきながら難癖をつけてお金は払わない（またはとことん値切る）
・コンサルはお金だけ受け取って1～2回会ったその後は連絡が取れなくなる
・コンサルの内容は実績誇示と自慢話ばかり？
・セクハラされたという投稿がある。
・実績が怪しいという書き込みがある。
・情報商材を注文してお金を払ったのに送ってこなかったという人がいる
・被害者が多く仲間内からもよく思われていないらしい？
・一緒に飲んだだけの人の名前を実績として無断で使うことがある？
・正体がわかると離れていくので取り巻きは常に入れ替わっている
等々、んまぁ、すごいですね。

匿名掲示板ですから、真偽のほどはわかりません。感情的になって事実を曲げて大げさに書いている人もいるでしょう。ですが個人的にはこれまでの経緯や自分が感じたことと、ドンピシャで一致するので「これは絶対アリ！」と思いました。要するに”お金に汚く、詐欺まがいで相手を騙すことがある”という人物像は当たっているのではないかと感じたんです。

これに関して「反論がまったくなく、弁護している人も皆無なので、信ぴょう性は高い」と書いているブログも読みましたが、今まで先生と仕事をして問題なく仕事が完了している人であれば、そもそもしつこく検索してまでこういったスレッドを読みに来ないと思うので、その人たちにの目に触れる可能性は低いでしょう。なのでそれは「反論も弁護もないから真実」という論理は少し違うかもしれません。。

先生は本をたくさん出しているので、出版社とはまともに付き合っていると思いますが、個人のお客さんで対価に見合う仕事がきちんと完了している人っていったいどれぐらいいるんでしょう。

はー・・・知人のＴさんの師匠格でもあり私の周りでは「すごい実績のあるエライ人」と思われているのに、実際は限りなくブラックに近いダークでグレーな人物ってこと？これ、みんな、知ってるんでしょうかね。