ASIAN KUNG-FU GENERATIONのビデオクリップ
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、昨日ここに書いた例に漏れず(笑)、
次男に「アジアン・カンフー・ジェネレーションって知ってる?」と聞かれて
「知らない」と答えたらすぐに聞かせてくれて、その場で気に入ってしまったバンドです。
ウチの長男と次男は
お互いの部活やアルバイトで家で顔を合わせることが少なく
かつ音楽の趣味も別方向でビミョーに牽制しあっているのですが^^;
たまに偶然食事が一緒になると、「あ、知ってる」「え?俺持ってるよ?」なんて
話してびっくり!の盛り上がりになることもよくあります。
そんな数少ない私も入ったひとときの団欒の中で
「じゃー、これなら知っているんじゃない?」と三曲聞かせてもらいましたが
自分的にかなりHITしましたね~。
(「君という花」「リライト」と何か…でも聞いたことなかった^^;…)
日本の10年前の一般受けするロックバンド!ていう感じで
私は大好きでFUN状態だったUNICORNや、「今宵の月のように」が好きだった
エレファント・カシマシなどを、ちょいと思い出していました。
もう、ほかにもたくさん聴きたくなって、数日後には
「崩壊アンプリファー」「君繋エゴイズム」「ソルファ」と、三枚まとめて借りて
しばらくの間、ノンストップで通勤の車で聴いていましたもん。
私は今のところ、「電波塔」が一番好きです。
…で、ビデオクリップ。
次男が昨日友人から借りて来たのを私も一緒にコタツで見る。
いやー、なんかいいですね!
特に「君という花」のクリップは、かなり来ました。
これ、なんか…スゴイ。
元々曲が好きというのも大きいんだと思いますが、そうじゃない。
制作者の自由な発想が、ストレートに体現されている感じで
「こだわりのあるギタリストのロック」を聴いたみたいに
「あぁ、いいなぁ。。。。」と、個人的に泣けそうになりました。
いえ、たいしたシーンじゃないです。
小人が桟橋を踊り歩くシュールさと
関東の?ベッドタウンにありがちな、大規模な郊外型マンション。
何が私の琴線に触れるのかわからない。
数年前に行った、妹の住む千葉の土気のマンションで初めて感じた
(私の住む地方都市にはない)ありそでなさそな生活感を
そして、田舎の中にそこだけ地域として洒落れている、
真新しい「まち」の感覚が、非常に個人的に蘇ったのかもしれません。
感動なんて、すごく私的で
いつも見るもののパーソナルな思いにリンクしているものなのかもしれません。
でも、良かった!!
他のも皆良かったです。
私は映画好きではないのですが、映像で自己表現するという手段に
これまた初めて興味を持ちました。
監督さんはなんという人なんだろう。