世の中に理想の社長なんていないんだから
今日は小さな契約先の社員指導日でした。
毎月2回訪問して
研修をしたりコーチングしたり
そのときそのときで
ベストと思う内容を提供して
年間を通して社員さんを
育成しています。
今日のメニューは全員コーチング。
社長を含めて社員数10名の
小さな会社さんなので可能なのですが
皆さんからそれぞれ本音を伺うと
社長への不満が結構出ます^^
確かに私も皆さんの言い分は
すごくよくわかりますw
ここの社長さんは社員思いのいい人ですが
指示出しがどうも曖昧で
社員が「指示」だと思っていないと
実は「指示」だった、ということが
結構あるんですよね。
それで、「あれ?どうしてやってないの?」
と突っ込みを入れるもんだから
「やって欲しい作業ならそうハッキリ言って欲しい」
という不満が社員から出ているんです。
ですが、悪い人ではなく
極端な変わり者でもなく
ごくごく普通の人で
ただ、突出したリーダーシップが
ないだけなんです。
(2代目です)
だから、色々な会社さんを見ている
私からすると、
このぐらいは、ほかの変な社長や
私から見ても能力を疑う人に比べたら
可愛いもので、許容範囲だと思う。
なので、外部指導者としての
ここでの私の役割は
社長の欠点をいかにして
皆の笑いに変えるか?という
ことだと思うんだよね。
社長の肩を持つわけでもなく
攻略方法を指示するわけでもなく
社長の短所が皆のネタになるように
そして社員側が笑って自衛策を取れるように
ユーモアで包む雰囲気づくりが
私の腕の見せ所だと思っています。
世の中に理想の社長なんていないんだから
そんな親分を社員がどうハンドリングするか?
そんな発想に自然に持っていけたら
いいな、と、思います。