03一割の嫌疑を持ちつつ「出版できるかも」の話に乗ってみようと思う

嫌疑

それにしても、「ぷらたなすさんの本を出したい」なんて、そんな話、あんのかよ?と思う。

たしかによしのりクンのホームページに月一でお仕事日記のようなエッセイは書いていたけど、「それを読んで面白いと思っていた」というのも、ホントかよ?と思う。

たぶん、権三郎先生のように、著書もいくつかあってそこそこ人気がありそうなコンサルが、よしのりクンのホームページなんか、そうマメにチェックなんてするわけないね、と思う。

たぶん、記事を読んだというのは、私をその気にさせてくれるための詭弁かもしれないし、30万円という、払えそうな、払えなさそうな微妙な金額も、私の本気度を試すための、または、本気を出させるための作戦かもしれないね。

とか思いつつも、「結論は早い方がいい」という文字を見ると、実は権三郎先生のような人でも、実はすごくお金に困っていて、明日にでもお金が欲しいとか?(笑)いや、人は見かけによらないからね、かくいう私だって、人からは高収入を得ているように見えるかもしれないけど、それはFacebookやTwitter上で忙しそうにしているだけで、それもまた戦略である。実際は単価が低く、バラツキも大きいので、いいときはいいけど、悪い時はとことこん悪くて、急降下して地面すれすれのところまた再浮上する飛行機みたいなことを、何度も繰り返しているよ(汗)

とは言え、多少の美辞麗句に、私にYESと言わせたい魂胆も見え隠れするので、もしこの話が真摯なもので、私に少しの商品価値を感じてくれているなら、個人的にはとっても悪くない話だと思うわけ。

というのも、数年前に、ある出版プロデューサーの勉強会にお付き合いで参加してみて、本はお金さえあれば誰でもそこそこの会社から出せること(出版社は今はどこも状況が厳しいので著者が買い取ってくれて赤字が出ないなら結構な大手でも今は門戸がゆるいらしい)、通常は300万円はかかるらしいこと、お金をかけないで出したいのなら死に物狂いで出版社の目に留まるユニークでクオリティの高い企画書を書かなくてはならないこと、自分が書きたいことよりも世間のニーズに合わせないと誰も振り向いてくれないこと、などなどを、参加者全員が辛辣に叩き込まれたので、根性のない私はすぐにあきらめました。

そんなヒマないし、そのプロデューサーに何が何でも食らいついて、毎回キツイダメ出しを受ける気もない。そんなヒマがあったら、ブログに好きなことを気ままに書いて、わずかでも広告収入を得た方がまだマシ。お付き合いとは言え、多少は関心がなかったわけでもない「出版」でしたが、苦労も努力も一生懸命も嫌いな私は、その道はさっさと切り捨てました。

ですが、そのとき思ったのだ。どうせ出すなら、お前が来い、と(笑)。そんな、必死に売り込んだ結果としての出版ではなく、どうせ出すなら、向こうから話がやってきたとき、って。

そうしたら、本当に向こうからやってきたので、これに乗らない手はないよね。しかも300万円ではなく30万ですから。だから私は腹を決めた。たとえ結果はどうでも、今回はやるって。

権三郎先生は、確実でないが、確率は高い。企画はこっちで考える。ぷらたなすさんには今後、こちらの指示で動いてもらうこともあるかもしれないと書いてきましたが、そういうプロの仕事に乗っかって、実際にどうやってマーケティングをしていくのかをつぶさに知るのもまたとない機会だよね。

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